浄水器とウォーターサーバー
安全で美味しい水を飲みたいという方は以前であれば浄水器を取り付ける方が多かったと思います。
ですが、2011年3月11日の大震災による原発事故以来、非常に多くの方がウォーターサーバーに切り替えています。
その理由はなぜでしょうか。
浄水器というのは水道水の不純物や有毒物質を除去し、安全な美味しい水に変えてくれるものです。
除去する方法としていくつかの種類に分かれます。
まず活性炭式があります。
残留塩素、カルキ、カビ、トリハロメタンなどの物質を取り除くことができ、サビなども取り除けるのが特徴です。
次にろ過膜式があります。
粒子の粗い細菌や有毒物質等を取り除くことが出来ますが、粒子の細かい物質に対しては取り除けない可能性が高いです。
しかし最近は中空糸膜フィルターが注目されていて、それであれば微小な細菌まで取り除くことができます。
ですが目詰まりを起しやすい性質も持っているので取替えを頻繁に行なう必要があります。
そのコストを考えると、現実的ではありません。
セラミック式はろ過膜式よりも更に細かい網になっているので取り除ける物質が増えます。
しかし濁り等を取るのには向いていません。
浄水器はこれらのフィルターをいくつも重ねて安全性を高めていますが、実際には放射性物質等を取り除くことは出来ません。
また、カートリッジを定期的に交換しなければならないなどランニングコストもかかります。
RO水のウォータサーバーに使われている逆浸透膜式は、水とそれ以外のものとを完全に分離させます。
ミネラル分まで取り除いてしまうため美味しくないという意見もありますが、医療用に使われ、さらに放射性物質までも取り除けるほどなので、安全性はこれ以上無いくらいに高いものです。
ウォーターサーバーであれば本当に安全な水を毎月届けてもらえるので、子供がいる家庭でも安心して飲むことができます。
浄水器とウォーターサーバーを安全面・コスト面で比較した場合、断然ウォーターサーバーをお勧めします。